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『バイオフィルム』とは…

昭和と令和で歯科の予防法(考え方)が変わりました。ご存知ですか?
むし歯・歯周病の原因といえば、むし歯菌、歯周病菌の集まり、いわゆる「プラーク」と習いました。

この事実は正解ですが、昭和→平成→令和へと約40年経過し、多くの発見がありました。
その集積がプラーク→「バイオフィルム」への転換です。

バイオフィルム:最近の言葉ではなく以前からある言葉です。
水道、お風呂の排水溝「ぬめり」をバイオフィルムと訳しています。



これは、歯(金属)無機質な物に唾液(流水)が、とめどなく浸ることで発生します。
バイオフィルム内では、細菌同士が栄養をやり取りしたり、手に手を取って強固に軍団を作っています。なかなか絆が太いです。



皆さん、生活で目にするバイオフィルム(ぬめり)撤去は、どうしていますか?
洗うだけでは撤去不可能ですよね。ゴシゴシ磨く、場合によりタワシなど道具を使用して撤去します。

つまり、うがい+歯ブラシのみでお口のバイオフィルム撤去は困難。
歯ぐきの上:見える部分は歯磨きでバイオフィルム撤去。
歯ぐきの中:1番毒性が高いバイオフィルム撤去は、定期クリーニング(いわゆる「プロケア」)が必要。
そして、経過良好かどうかは「歯ぐきの出血の有無」で判断可能です。




磨いている時に出血がある方は、ご相談ください。あなたに適した対策を、共に考えましょう。

小学4年生に「歯の大切さ(必要性)」を伝える

昨年同様、小学校の歯科検診後、授業依頼を受けました。
養護教諭からのリクエスト小学4年生に「歯の大切さ(必要性)を伝える」
今まで多くの医院では「むし歯」「歯周病」でした。

4年生(10歳)は大事な年齢

「永久歯を失う事の不安を想像できない」
北澤先生から歯の大切さを伝えられますか?

初めてテーマをリクエストいただき、私は燃えました(笑)
そして悩みました「歯がある事の利点?ない事の欠点?…」

「そうだ!入れ歯を触ってもらおう。感じてもらおう。考えてもらおう」





年齢を重ねると奥歯から歯を失い、困る方が増加







「しわが増えるだけでなく、食べにくくなる。ライオンは歯がなくなると死んじゃうけど人間には入れ歯があるんだよ。良かったね。では、小学4年生97名、みんな、入れ歯を触ってみよう!