根幹治療はC3以上の段階で行われます。専門の器具を使い、神経が入っている根管を洗浄してから薬剤を詰め、被せ物を装着して咬み合わせを作っていきます。むし歯菌を完全に取り除かないと再発する危険性があるため、高い技術が必要です。
根管治療の流れ
【STEP1】歯の表面のむし歯に侵された部分を取り除く。
【STEP2】根管まで届く穴を開ける。
【STEP3】むし歯に侵された部分を取り除く。神経まで侵されている場合は神経除去処置(抜髄)を行う。
【STEP4】根管の先端に薬剤を詰めて、炎症が鎮まるのを待つ。
【STEP5】炎症が鎮まったら細菌が侵入しないように根管を封鎖する。
【STEP6】削った形に合わせて、詰め物や被せ物を作って装着する。