学会発表では、何がテーマでしたか?
何を発表したか 気になりますよね。
「訪問診療・口腔ケアが成功するためには、家族・施設の方への戦略的な対応が必要。」
という趣旨の発表をしました。
本日の演題は、私の他にも10名が発表されました。
個人開業医は、私だけでした。
他は大学または総合病院勤務医または衛生士が発表しました。
何を発表したか 気になりますよね。
「訪問診療・口腔ケアが成功するためには、家族・施設の方への戦略的な対応が必要。」
という趣旨の発表をしました。
本日の演題は、私の他にも10名が発表されました。
個人開業医は、私だけでした。
他は大学または総合病院勤務医または衛生士が発表しました。
今年は、なかなか上手くできたと思います。
① 原稿読まずに、客席に眼を行き渡らせる事ができました。
② 話すスピードは、意識的に緩やかに遅くする事ができました。
一番嬉しかったのは、
講演発表後、新潟市中央病院 口腔外科主任先生から質疑応答後、
「これからも、開業医の側から訪問診療をがんばって下さい。」と、承認してもらった事です。
私が尊敬していた先生からの承認だったので、
「発表して良かった~」しみじみ味わえました。
もちろん その通りです。
世の中には、認知超以外にも注意する方は存在します。
そのために 日本精神神経学会 2014年 6月では
「患者の自動車運転に関する精神科医のためのガイドライン」として
運動能力に支障をきしている患者への助言を発表しました。
① 運転時間を短くする
② 運転頻度を減らす
③ 混雑時間帯を避ける
④ 夜間は運転しない
⑤ 悪天候では運転しない
⑥ 高速道路は運転しない
⑦ 慣れ親しんだ自宅近辺のみを運転する
⑧ 家族が同乗するときのみ運転する
でした。
認知症以外の精神障害を念頭に置いてある ように見えます。
実は、難しい ハードルです。
① 患者は病識が乏しい。
家族が運転を止めようとすると、拒否が多い。
鍵を隠したり、車を処分すると・・・
本人が不穏、興奮して 介護困難になることも
② 自家用車の運転が日常生活に不可欠の場合がある。
公共交通が未整備地域、家族が運転できないなど
→通院できなくなる。
※ その時の対応が決まっていない。
③ 自動車運転が生きがいの人がいる。
→運転中止が、かえって 認知症悪化することも
いかがでしょうか?
「認知症」というだけで医師は本当に運転中止を決めてよいのか
私には、診断というよりも、決断に聞こえます。
一日でも早く「認知症」でも生活できる長岡市になると良いですね
かなり難しい命題ですね。
講演会、セミナーでも ここが話の肝でした。
なぜなら、認知症の程度と運転能力は必ずしも一致しないのですから。
そもそも 医師にとって患者さんが安全運転できるか判断することは本来不可能ですよね。
あくまでも必要なのは運転技能評価の適性試験です。
シュミレーターなどで実践すれば分かるはずなのですが・・・
実際 アルツハイマー病でも運転できる方もいらっしゃいます。
道路交通法103条
「認知症と診断されたら自動車の運転免許は取り消し」
医師側としても 診断が難しいのに責任重大なのです。
重大責任なのに医師側が難しい理由は次回です。
基本的な流れは以上です。
ここでのポイントは、「医師の診断が必要」ということです。
では、その診断の実際は どうなっているのでしょうか?
それは 次回です。
いろいろ注意が必要ですね。
歯科医師の私が、認知症の方の運転を語る事は不思議ですね。
先日 医師会で学んだ 認知症の方の運転を伝えたいのです。
高齢者ドライバーが増えれば、当然、事故の内容も変わってきました。
あきらかに これからの 日本で生活する上で、
「 認知症の方には、免許が交付できるか?」につきますね。
どう考えたら 良いのでしょうか?
それは 次回です。
基本的には、在宅ケアを構築する事になりました。
さらに、専門施設とかかりつけ医、福祉をつなぐ中間機関を設定しました。
めざす 町づくり としては
認知症になっても安心な町づくりの結果
↓
「認知症です。」と言える町づくり
に、なります。
前回は 糖尿病を中心に様々な病気が、アルツハイマー病の原因だとお伝えしました。
歯科医師の私は、アルツハイマー病の原因として「歯周病」が一因の記事を紹介します。
脳血管まで歯周病菌が入り込むのが要因です。
もちろん 咬み合わせる事で脳が目覚めますので、
認知症予防には「咬める」かどうかが、大切になります。
いろいろあります。
年齢、学習など どうにもならない部分もありますが・・・
歯科医師としては、なかでも「病気」に焦点を当てます。
糖尿病以外にも 高血圧なども含めています。
現代人で糖尿病、高血圧以外の方は、少ないので
誰にでも起こる病気がアルツハイマー病です。
さらに 追加で 注意してもらいたい病気があります。
何だと思いますか?
現在 危険因子の1つとして「糖尿病」が大きいと言われています。
糖尿病は、以前から 腎障害、神経障害、失明などの合併症が有名でした。
あらためて、学会発表がありましたので、報告しました。
もちろん 糖尿病以外にも注意が必要な病気があります。
それは 次にお話します。
3つの段階に予防法が進んでいきます。
基本的には、上記3つのポイントを大事に以下のように取り組んで行きます。
上記を取り組もうとしても、どこから、予防すれば良いか悩んでしまいますね。
具体的には、ある 病気を予防する事が大切だと考えられています。
それは、次回です。
確かに「早期」って いつなのかきになりますよね。
一般的な経過はアルツハイマー病では以下になります。
ところが、実際は 症状が見て分かるレベルになる
約20年以上前から 脳内に異常タンパクの蓄積はたまり始めているのです。
仮に80才で症状確認できた方は、60才ごろから物忘れのみで生活に支障ないレベルから始まってることが多いとのことです。
なかなか「物忘れ」のみで早期診断は、難しいですが、
1つの指標にはなりますので、頭の片隅にでも置いてくことをお勧めします。
特に 早期診断は難しい ことを現場の先生方から伺いました。
そして 認知症の早期診断を阻んでいるのは
① 認知症に関わりたくないという偏見
② 物忘れは正常な老化であるという 思い込み
③ 認知症の患者や家族にしてあげられる事は無いとう誤解
だそうです。
基本的なことすら 難しい状況なようですね
「誤診」される認知症(2010年 6月23日 クローズアップ現代 放送)
実は 5年前の放送でも 診断が難しい事が報道されてました。
そして 5年後の報道では・・・
専門医の再診察では「うつ病」、「せん妄」などと診断
NHKが認知症の診断や治療について専門医1,634人を対象に行ったアンケート調査によると、実際は認知症でないのに認知症と診断されていた人が去年1年間に全国で少なくとも3,500人以上いることが判明した。
なかなか 大変な領域に我々は、踏み込んでいるようですね。
そうですね・・・
映画としては、迫力いっぱいの圧倒されるおもしろさがありましたね。
特に 考えさせられるのは、優秀な恐竜「インドミナス」が
遺伝子操作により作られた恐竜の暴走を止められない作り手の人間の愚かさを笑う事です。
どんどん生命科学が進歩するなかでの倫理観を問われるシーンでは、
「ひまわり歯科ならどうする??」と聞こえました・・・
私も先日医師会から 再確認しました。
オレンジプランとは、2012年9月に厚生労働省が発表した『認知症5ヵ年計画』の通称です。
2013年度から2017年度までの5年の計画であり、すでにスタートされています。
名前の由来は、以前に解説させてもらった認知症のサポーターがつけているオレンジリングに由来しています。
そこには、7つの目標があります。
1.標準的な認知症ケアパスの作成・普及
2.早期診断・早期対応
3.地域での生活を支える医療サービスの構築
4.地域での生活を支える介護サービスの構築
5.地域での日常生活・家族の支援の強化
6.若年性認知症施策の強化
7.医療・介護サービスを担う人材の育成
まずは、認知症サポーターを増やす話からお伝えします。
国の目標は、
【認知症サポーターの人数】(目標引上げ)
現行プラン:2017(平成29)年度末 600万人 ⇒ 新プラン:800万だそうです。
それくらい 必要な職務なのですね。
おかげさまで、すくすく育って咲きました。
特に、中央の屋根まで届きそうな ひまわりが
太陽に向かって咲く様が、私を前向きな気持ちにさせてくれます。
① ストレス
② 脳機能異常
が、原因とのことですが これだけだと多くの病気で共通しませんか?
それだけ はっきりしない病気なのですね。
とはいえ歯科治療が必要で来院される、統合失調症の方も数人いらっしゃいます。
励まさず、見守りながら 歯科治療することがポイントのようです。
コントロールできれば、仕事もできるのですからね。
僕も そう思っていました。
ところが、その背景には日本中に統合失調症に対しての風評がありました。
偏見が患者さん達を追いやっていた歴史を学びました。
実際は、コントロールできれば 仕事もできるようです。
治療法に関して 話が続きます。
私が開業した当時(平成10年)は「精神分裂病」という病名でした。
いつのころからか「統合失調症」に変わりました。
目立つ症状としては「幻想・妄想」です。
とはいえ、コントロール如何によっては会社勤務も可能です。
ということで「慢性疾患」の扱いになることを再認識できました。
さらに「うつ病」に引き続き自殺率も高い病気なので、怖さを感じました。
話を続けていきます。
私も適応障害を考える機会を得ました。
最初 学んだときは、配置転換を考えたのですが、最後の手段になるのですね。
多くの困った症状が、ありますが・・現実から逃げたいでしょうね。
次は「統合失調症」をお伝えします。
はい、久しぶりに学んできました。
いわゆる「雅子さま」の一件から、一般に広がってきた言葉でしたね。
「うつ病」まで いかないが、ストレス原因がはっきりしてる。
原因から離れると、楽になる事が多い。
それが「適応障害」のようです。
雅子様も最近は宮中行事に参加できるようになり、良かったです。
ということは、何が原因だったのでしょうか?
そうですね、不安障害では「パニック発作」が全員に起きます。
ここで、パニック発作は、パニック障害とは異なる事を知りました。
なかなか、歯科臨床では、不安障害、パニック障害が主訴の方は来院されません。
とはいえ、いろいろな症状が目につくようなら、「!?」と感じたら注意します。
次回は「適応障害」を考えます。
精神疾患の基本を学んだ項目の1つにありました。
それだけ、良くある精神疾患の1つとして認識しました。
そもそも「不安」とは欲望が叶えられそうな時に起こります。
確かに叶えられそうだから「失敗したらどうしよう?」と不安になりますね。
その不安が極端に強調されると「不安障害」になります。
次回は「不安障害→パニック障害」の場合をお伝えします。
はい、ひまわり歯科近くで家族と観ました。
中越地震の翌年から羽ばたいた「フェニックス」は、今年も最高でした。
約3分の音楽に合わせて、様々な花火を味わい 最後に復興に向け飛び立ちました。
9羽の不死鳥に酔いしれました。
本日は5分バージョンになるそうですが、楽しみです。
ひまわり歯科
http://www.himawari-dental.jp/
院長 北沢敦
みなさん初めまして。ひまわり歯科の院長、北沢敦です。
このたびは私たち「ひまわり歯科」の医院ブログに訪れていただき、誠にありがとうございます。
当院は平成10年にメッツ川崎内に開業して以来、スタッフ一同「人を診て、口を診て、歯を診る」ことの大切さを自覚しながら診療に取り組んでまいりました。また、常に技術と知識の習得に努め、設備の充実を図りながら、患者さんに最適な診療をご提供しております。
当院では、産業カウンセラーの資格を持つ私を始め、各スタッフが「話を聴くプロフェッショナル」として、常に患者さんとのコミュニケーションを大切にしています。歯科診療をとおして、患者さんが「こうありたい」と願う姿を実現することが当院の目標です。